自己意識
この記事は2021.08.30、12:35に更新しました。
更新内容:ささやかな推敲をしました。
自己意識
自己意識とは、自己と同一化しながらも「自己をも対象化している意識」のことである。
もちろん、平均的な人間においての「自己」とは「自身の心や体」のことだ。
「いわゆる自分」のことである。
しかし、心や体にはいろんな層がある。
心においては本能、感情、思考や欲求、意識(顕在意識)、無意識(潜在意識)・・・
体においてもまた然り。
心と体の中間の層もある。(「自己意識を育むのための取り組み」においては、ある意味において「ここが一番重要」だ。)
そのため、「自己意識が対象化することのできる自己の範囲やその精度」には極めて大きな個人差が生じることとなる。
さらに、それは「人間としての能力やパフォーマンスにおける圧倒的な違い」を生み出すもととなる。
しかし、外からも見える「人間としてのパフォーマンス」とは違い、そのような「自己意識としてのパフォーマンス」というものは「外からは見えにくい」ので「あの人は生まれながらの才能に恵まれている」などと言われがちである。
「彼なら何をやっても成功するだろう!」などと。
その反対もまた然り。
裏を返せば、「自己意識におけるパフォーマンス」というその「技」は「外からは見えにくい」がゆえ「秘技」にも見えるので盗まれにくい。
「自己意識におけるパフォーマンス」が低い人からすれば「天才に見えてしまう」こともあるであろう。
もうおわかりかな・・・
イチロー、落合博満、中田英寿(敬称略、50音順)、その言動を見るにつけ、他の選手たちとの比較において彼らにおいて特にズバ抜けているのは、そのプレーに先立つ「自己意識パフォーマンス」なのだと私は確信している。
「自己意識の成長」のためには「自己制御」はつきものだ。
「自己制御」なしに「真の努力」すなわち「長期にわたる地道な努力」は不可能だ。
そのような自己制御が自己意識をさらに育む。
さらに育まれた自己意識はさらなる自己制御を獲得する。
自己意識は成長し続ける。
無闇にアプリ(技)を増やしていくのではなく、まずはOS(コントロール能力)からアップデートし続けていくようなものなのだ。
自己意識パフォーマンスを迅速に高める方法:その1
もしも、あなたが「自己意識パフォーマンス」を最も効率よく高めたいのであれば、「自己意識パフォーマンス」の高い人と共にいるのが最上である。
なぜなら、それは意識の次元で「体得するしかないもの」だからである。
「外から見えないもの」だから・・・
「言葉にできないもの」だから・・・
自己意識パフォーマンスを迅速に高める方法:その2
あなたが「自己意識パフォーマンス」を最も効率よく高めたいのであれば、やはり「自己意識パフォーマンス」の高い人と共にいるのが最上である。
なぜなら、「自己意識の機能中枢」は頭部に位置する「第三の目」だからである。
それは「エネルギー的にも伝達されうるもの」なのだから。
自己意識による「気づきの精度を高める」ためには
自己意識による「気づきの範囲を広げる」ためには
自己意識の頂上へと至るためには
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